こんにちは。森川くみこです。
最近、ADHDという言葉をよく目にするようになりました。
ネットやテレビ、SNSなんかでも頻繁に飛び交っていますよね〜。
ネットニュースや発達障害者に纏(まつ)わるブログを見ていて、”なんでだろう~”なんて考えていたりして。。。
とは言うものの、私はADHDについて漠然としか理解しておらず、「日常生活がスムーズに行きづらい症状なんだろうなあ…」くらいの認識しかありませんでした。
しかし最近、ふと思ったのです。
成功とADHDは決して無関係ではないということに。
むしろ、ADHDの中に、有名人もいて、自分だけのビジネスで成功している発達障害者もいると。
また森川自身も、お客様や生徒さんと話す中で緊張して上がってしまうこともあるし、実際にADHDの方とお仕事をすることもあったりします。
そういう時、こちら側が症状について何も知らなかったら・・・。
自分の何気ない言葉が相手を傷つけてしまうかもしれません(涙)
ですが反対に、ADHDの特徴についてある程度の知識があれば、相手の人間性をより深く理解でき、結果としてより良い関係を築くことができると思うのです♪
このように、知識があるかないかでその後のお付き合いでは雲泥の差を生むことにも繋がりかねませんから、あなたもこの機会にADHDに関して勉強してみてもよいかもしれません。

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目次
そもそもADHDとは何なのか?主な特徴

私もこの記事を書く時に調べてみて、初めて知ったことが多かったですが…。
発達障害の1つと言われるADHD。
一般的に知られている特徴として、
- 努力不足
- 注意力の欠如
- 性格に問題がある
など挙げられますが、これだけ見るとあなたも文字通りネガティブなイメージがあるのではないでしょうか。
ADHDの理解を深めようとすればするほど…
”ADHDの人がビジネスで成功なんて嘘でしょ?”なんて思うかもしれません。
ところが、これらの特徴は脳の働きが原因で起きているもの。
また、ADHDと一言で言っても特徴の出方は人それぞれですので、もう少し細かく解説していきたいと思います。
1、注意欠陥
注意欠陥は「不注意」の特徴が最も強く現れ、「多動性」「衝動性」はあまりみられないタイプです。
気が散りやすい、注意散漫、ぼーっとしやすい、忘れ物が多いなど特徴が見られます。おとなしく目立たないため、ADHDと気づかれにくい側面もあります。
大人しい人の場合、地味なミスや不注意も気づかれるのが遅くなりますよね。
そのため、周りの人から普通の人だと見られがちですが、等の本人としては心の中でADHDの症状と必死に戦っている場合も。
そしてそのコンプレックや悩みから想像以上の馬力を生みだし、成功という結果を得られるなんてことも。。。
2、多動性
「多動性」とは落ち着きがなく、授業中に立ち歩いたり、おしゃべりが止まらなかったりする特徴が見られます。
小学校時代はよく先生が「静かにしなさーい!」と怒鳴っていたものですが、子供の頃は誰しも、大なり小なりこの多動性の特性があるのかもしれません。
しかし、大人になってからも、
- 思いついたことを延々と喋ってしまう
- 貧乏ゆすりがやめられない
場合があるのなら、多動性の傾向があると思われます。
でも、こういうADHDの症状を持つ人が、意外に行動力あってなんでも成功していたり・・・
3、衝動性
衝動が抑えられずささいなことでカッとなりやすく、乱暴な子と捉えられやすい傾向があり、大人から怒られやすいと言えます。
悪い結果に繋がるケースでさえ、考える前に行動してしまうことがあります。
「口よりも先に手が出てしまう」というのは、典型的な衝動性の例でしょう。
また、ここまで不注意・多動性・衝動性と、ADHDの代表的な特徴について紹介しましたが、これらは独自に表れるばかりではなく、同時に複数の特徴が表れることもありますし、人によって症状の度合いも違います。
その他の特徴1:依存性
ADHDは上に挙げたような特徴以外に、依存症になりやすい傾向があります。
「依存症はADHDの二次障害」なんて言われていますが、好奇心が旺盛だったり、欲求のコントロールがしづらいことが原因となっているようです。
例えば、嫌なことがあって気分を紛らわせたい時、
- ネット
- ゲーム
- ギャンブル
- お酒
- タバコ
- 異性
といった報酬が分かりやすく得られるものに頼るようになってしまい、徐々に抜けられなくなってしまうんだとか。
実は、私もこのようなADHD寄りで成功されている方を知っています。。。
依存気質というのは、特に周りのサポートを得られるのでしょうか(^^;
ただし、重度の依存にもなると生活に支障を生むこともあるので、自分だけでなく身近な人にも「辛い時、依存傾向になりやすいか?」極力アンテナを張っていたいものです。
その他の特徴2:誇大妄想
誇大妄想にもいろいろありますが、ADHDの方の中には「自分は特別だ!」と考えやすい傾向にある人や(有名人含め)成功者もいます。
だから、有名人や成功者になっているというケースも普通にあると思います。。。
それ故に、周囲からは腫れ物のように距離を置かれてしまうことがあります。
反対に、普通だったら想像しないようなことまで思い描いて、些細なことでも不安を膨らませてしまう方もいます。
見方を変えれば、自信家とも慎重派とも受け取れるのですが・・・。
ADHDになると起きうるデメリットや不安要素

1、物忘れ
多少の物忘れは誰でもあるものですよね。笑
ですが、普段からすぐ色々なことを忘れてしまうのは不安材料になります。
- 外出先で鍵をかけたか気になる
- 物をなくしてしまうことが多い
これぐらいなら自己責任で済みそうですが、集合時間を忘れ、慌てて家を飛び出した結果、怪我や事故を引き起こしてしまうなんてことにも繋がりまねません。
正直、想像以上に生活し辛そうだなぁ〜と思いますね…(>_<)
2、遅刻やスケジュール管理の苦手さ
時間厳守やスケジュール管理は、学生時代から社会人になるまでずっとついて回ります。
特に、ビジネスの成功においては信頼・信用問題にも関わってくるほど重要なものです。
- 遅刻
- スケジュールミス
- 納期遅れ
例え1回だけであっても、一瞬で信用が崩れ去ってしまいますから…。
ここまで”物忘れと、自己管理能力の低いADHD”の方が、ビジネスで成功するなんて嘘でしょっとあなたもきっと思うことでしょう。。。
3、人の話が頭に入っていない
私も大学時代は、苦手科目の先生の話は、全く頭に入りませんでした。
授業中に他のことを考えていた・・・なんてことも(笑)
しかし、ADHDの方はこの傾向が著しく、普段の生活で支障をきたしていることも多いそうです。
- 会社の会議の内容が頭に入ってこない
- 電話対応で、メモも追いつかず重要事項を伝えられない
- 興味のないことは何回聞いても理解できない
など、これらは仕事でもプライベートでも大きなデメリットですよね。
また、話を理解しないままとんちんかんな返答をしてしまい、話が噛み合わないことが多いので、人から話しかけられることが減ってしまうなんてこともあるようです。
しかし、こんなADHDでも成功できたあの有名人は素晴らしかった!

ここまで、ADHDの特徴は困ったことばかりという印象かと思います…。
また、ADHDの方が有名な人になって成功するなんて”信じられないっ!”と疑うことでしょう。
では、ADHDの方は社会で成功するのは難しいのでしょうか?
もちろん答えはNOです。

1、スティーブ・ジョブズ
有名人中の有名人、あのAppleの創始者であり大成功者のスティーブ・ジョブズ氏もADHDを含む発達障害だったと言われています。



彼は昔こんな人だったようです↓↓
- 実験でヘアピンをコンセントに入れて感電
- 学校の授業中に花火をやる
- 大学の授業がつまらなすぎて中退する
- 自分が好きになれないものには全く興味を示さない
まさにADHDそのものの特徴ですが、普通の感覚だと「どれだけぶっ飛んでるの〜?」って感じですよね(笑)
一方で、知能は飛び級してしまうほど高かったそうです。(さぁ、どういうことだ。)
大人になってからは、その強みを生かして優秀なエンジニアとして活躍しますが、人間関係では摩擦も大きく・・・。
協調性がなくキレやすい性格や、独自の価値観から入浴をせず臭っていて、クレームが来たなど、なかなかのトラブルメーカーだったようです。
Appleの創業者でありながら、ジョブズは、一度クビになってますしね(^^;
ですが、そんなことは気にもかけず自分の信念やこだわりを徹底していった結果、世界規模で活躍し、ADHDという自覚もなく?成功できたのだと思います。
2、勝間和代

引用:東洋経済online
経済評論家として活躍し成功している有名人の勝間和代さんもADHDだと言われています。
勝間さんは、慶応義塾大学商学部卒業後、早稲田大学大学院ファイナンス研究家専門職学位課程を修了。
また、難関資格である公認会計士を、わずか19才で合格(当時の最年少記録!)したことから、一線を画した天才であることが伺えます。
ところが著書の中では、自分のことについてこう語っているのはご存知ですか?
- なくし物、忘れ物がとにかくひどい(鍵や財布は年中失くす)
- 予約や打ち合わせも忘れてしまう
- じっとしていることも非常に苦手
そのため、勝間さんは周囲の人に自分の特性を伝え、サポートをしてもらったり、物をなくしても困らないように複数のスマホを購入するなどして乗り切っているとのことでした。
さらに、普通にしていると部屋が物だらけになってしまうので、かなり思い切った断捨離をして成功させたそうです。
ADHDという困難を持ち前の頭脳で乗り切っているイメージですね。
これぞ、逆境に屈指しない成功者、有名人の正体と言わんばかりです。
3、長嶋茂雄
「ミスタープロ野球」として愛され続けてきたプロ野球界で有名人の長嶋茂雄選手も、実はADHDだったのでは?と言われています。
長嶋さんは日本野球界を代表する名選手・名監督なのですが、尋常でないボケで周囲を笑わせていたのも有名。(あのボケは本当に天然だったのか・・・)
- 新築を建てた後、自分の家の場所が分からず迷子になった
- 考え事をして、自分の子供を球場に置いてきた
- ホームランを打ったのに、一塁ベースを踏み忘れてアウトになった
他にも伝説は多々ありますが、今考えるとADHDを含む発達障害ならではの特徴を持っていたということで納得がいきますよね。笑
けれど、その天然なキャラクターが周りを楽しませ、人気の秘訣だったのですから、何が幸いするか本当に分からないものです。
この例から、私見として、ADHDだからこそ、それを自覚することもない。
さらには、有名人であるという自覚もなく、気づいたら成功しているなんて人も多いのでは?と考えるようになりました。
これらの有名人から推察!ADHDでも成功できた5つの共通したこととは?

先ほどの3名の他にも、ADHDと言われ、目立った業績を上げた成功者、有名人はたくさんいます。
逆にADHDだったからこそ、特別な才能が際立ち、偉業を成し遂げた人物も。
では、ADHDでも成功する人の共通したこととはどんなものだったんでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。
1.好奇心旺盛

授業中に花火をしてしまったスティーブ・ジョブズ氏は、ADHDと言っても裏を返せば、典型的な好奇心旺盛型ですよね?
このぶっとび型が成功できる第一歩なのかも・・笑
危険を顧みないのは周囲から見れば心配になるけど…(笑)
ですが、「普通の人なら見過ごすような物事に注目し、好奇心のままに行動する」という性格は、答えのない人生を生きている私たちにとって本当に大切なものです。
「失敗を恐れず、行動する」と言うのは、頭でわかっていてもなかなかできないことですからね~。
だからこそ、起業も抵抗無くできるし、世界を動かす会社までに発展し、世間から見ても成功している有名人のお墨付きをもらえたのだと推察しています♪
2.勘違い力
ADHDの特徴に、勘違いや思い込みの激しさが上がることもあります。
ネガティブに出てしまうと相当厄介なものですが、この性格が幸いして自分に対する過剰な自信を持つ人も中にはいます。
そう“the勘違い野郎”が成功するパターンです(笑)
特に自己肯定感が低いと言われがちな日本人にとって、ちょっと勘違いなくらいの自信を持っていても損はないですよね。
ADHD寄りな有名人は、この勘違い力がある意味長けて成功しているように感じるのは私だけではないと思います。
だって、有名人も最初は、有名じゃないし成功していなかったわけですからね・・・
いきなり”勘違いという独特な刷り込み”から入っているのですから。
3.独自の思考回路

ADHDで成功した有名人は、普通だったら考えもつかない独自の思考回路を持っていることが多いです。
その独特の感性が、今までの常識を覆すキッカケとなり、新たな市場やニーズなどを開拓していける訳ですね。
良い意味で周囲の期待や予測を裏切ってくれる、典型的な天才の素質なのかもしれません。
で、これ実際に私の周りに本当に多くてですね、ある意味天才と思われる人多数です。
ちなみに、自分で言うのもなんですが、森川もスタッフや他の経営者から少し抜けている所あるけど、”天才肌な方ですよね~”と言われることがありますw
4.見切りをつける早さ
ADHDの特徴を持つ成功者は、次から次へと興味の対象が移ることが多いです。
その調子で買い物に走っていると、家は物で溢れかえってしまいますよね。
お財布の中も気になりますし…。
先にあげた勝間和代さんの家も、以前は整理整頓ができないという特性と相まって部屋がものすごいことになっていたようです。
けど、スーパー断捨離により、なんと家の8割がいらないものとして処分し、持ち服も6着まで減らしてしまったようです!
私だったらそんなに減らすことはできません…洋服大好きだし(^^;
後悔はなかったのかしら?という疑問もありますけど、やはり見切りをつけるのが早かったんでしょうね。
このADHDの特徴ともいえる見切りの速さは、別に意味で決断力や判断力に等しいですし、成功する上で必ず必要な性質になると私は思っています。
5.情熱の強さ
先ほどの飽きっぽさとは逆に、ADHDの傾向を持つ有名人含む成功者は、限定されたものへのこだわりや興味が強い傾向にあります。
しかも、いったん興味を持つと過剰といえるほど熱中し、集中しすぎて周りのものが目に入らなくなってしまうこともあるようです。
長嶋さんは球場に息子の一茂さんを忘れてきたことがあるようですが、その時は自身がスランプに陥っており、観戦中も対策を練っていたんだとか。

まさに、常軌を逸するほどの集中力!www
このように、よそ見のない対象物への情熱と言うのは普通の人では考えられないほどの並外れた強さとなるのでしょうね。
あなたの周りにはこういう人一人か二人いますよね?
ADHDは、天からの授かりものなのかもしれない・・・

現代社会では、どちらかと言うとADHDの人にとって生きづらい構造になっていますが、彼らの特徴を生かして活躍、成功できる仕組みがあれば・・・
神のような有名人が世の中を創造し、世の中の進歩はもっと急速に進むかもしれません。(少し表現オーバーですが)
事実、便利な物を発明した天才有名人?成功者の多くはADHDの傾向が強かったようです。ええ、まさに。


そう思うと、ADHDは天からの授かりものなのかもしれないですよね。
あなたは、”ADHDについてどのような認識でいますか?”
ひょっとして、発達障害や障害を”偏見で見ていたのではありませんか?”
もしそうだとすれば、それは自分の見識や見聞だけで判断してしまっている可能性もあるので、今日から視点を変えてみるとよいと思いました(*‘▽’)b
「普通」とか「常識」とか「一般的」といった言葉を使う人は、それが潜在意識にインプットされているだろうし、もしかしたら成功からほど遠い方なのかもしれません(^^;
恐らくジョブズも普通や常識を嫌い、いわばADHDの性質を兼ね備え、常に革命的な思考でいたからこそ、名を轟かせる成功者(有名人)になったのでしょう♡
まとめ
ADHDを含む発達障害の特徴を持つ人にとって、従来の会社や学校で活動するのは難しい側面は正直あります。
しかし、場所や取り組む内容、そしてサポーターがうまく適合したなら、そのADHDの性質がものすごく強力な武器になると思いますし、普通の人には及ばない成功者としての地位を築けたりするケースもあります。
彼らは、得意なことと苦手なことがはっきりしているので、苦手な部分は人に任せてしまうことが当たり前なのかもしれません。
そして私も、実はそういうADHDの一面を参考にしながら起業して、ある程度は成功してきたと自負しております♪
雑務や納品作業は一切しませんし、自分より優秀なスタッフを周りに付けてから加速度的に成功することができました。(つまり、これは、ADHDで言う依存体質、興味の強いものだけに集中を利用した結果なのかw)
まさか、OLから起業して、今ではメディアやTVにも出演でき、自由な生活ができているなんて思いもしませんでしたから(^^;

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