「月10万円くらい、不労所得が欲しい」といったことは、誰でも考えたことがあるでしょう。
「そんなことは現実的ではない」と思うかもしれませんが、決して無茶ではありません。
普通の会社員やOLが不労所得で稼ぐのは、月10万円くらいなら、簡単ではなくとも割とよくある話です。

(引用:Twitter)

(引用:Twitter)
たとえば上記のとおり、ブログ運用(正確には広告収入)だけで、月10万円の不労所得を稼いでいる人は、いくらでも存在します。
もちろんブログだけでなく、個人のスキルやビジョンに合った方法で、月10万円くらいなら稼ぐことは可能です。
ただ、「どうやって稼げばよいか、具体的なイメージが湧かない」という人も多いでしょう。
今回は、
- (できるだけ現実的に)不労所得で月10万円稼ぐ方法の種類
- 不労所得を作るまでの流れ
- 不労所得と税金のかかわり、および注意点
などについて解説します。
逆に言うと、方法や種類、注意点を知らないで月10万円稼ぐのは、さすがに無理のある話です。

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目次
不労所得を月10万円得るためにまず種類を知ろう!

ものすごく現実的に、不労所得で月10万円稼ぐなら、大体以下5つに絞られてくるでしょう。
あとの方法は、正直、私には稼げるイメージがありません。
- 資産運用
- 投資
- ネット
- 公的制度
それぞれについて、下記で詳しく解説します。
資産運用・投資
不労所得といえば、やはり資産運用・投資が最初に挙げられます。
資産運用・投資なら、月10万円くらいの不労所得なら、比較的容易に実現することが可能です。
具体的な運用・投資の方法と種別については、まず以下3つが挙げられます。
(クリックすると、サービス提供者/省庁の解説ページに移動します)
上記3つは、月10万円といった規模の不労所得を作るなら、必ず確認しておかなければいけません。
ひとつずつ解説しましょう。
まず不動産投資とは、この場合以下のようなスキームを指します。
- 不動産を購入し
- 入居者をつけて
- 家賃によって不労所得を得る
つまり、家賃収入という不労所得です。
月額家賃5万円の部屋がふたつあれば、10万円の不労所得になります。
メリットとしては、
- 年金代わりになる
- 生命保険代わりになる
- 継続性が高い
- 立地がよければ稼ぎやすい
といったところが挙げられるでしょう。
デメリットとしては、
- 入居者がつかないと、不労所得は発生しない
- 物件を管理する費用がかかる
- 銀行から借入する必要がある
といった点が挙げられます。
大切なのは入居者をつけることで、これで不労所得が得られるかどうかが大きく変化するわけです。
なお、不動産を売買して稼ぐ(キャピタルゲイン)は、月10万円程度の不労所得を継続的に得るには向いていないので、ここでは扱いません。
また月10万円程度の不労所得なら、株式投資も方法として考えられます。
これは、以下のようにチャレンジしている人も多いものです。

(引用:Twitter)
一口に株式投資といっても、その目的やスタンスは、2つに大別されます。
- 株価上昇による売却益を狙う(キャピタルゲイン)
- 業績好転による配当金を狙う(インカムゲイン)
うち、月10万円の不労所得を目指すなら、インカムゲインが必要となるでしょう。
たとえば1株5,000円の株式を10,000株持っていて、配当利回りが2%なら、年間10万円の不労所得です。
こういった株式を複数社分所有できれば、月10万円くらいは稼げるでしょう。
メリットとしては、
- 株式優待を受けられる
- 莫大な配当金に発展する可能性がある
- 状況次第では売却することも可能
といった点が挙げられます。
ただし、当然ながら「株価が暴落して損失を出す」といったリスクも考えなければいけません。
また、月10万円程度の不労所得を得るなら、それ相応の株式を取得できる初期投資費も必要です。
ちなみにキャピタルゲインは「デイトレード」という労働が伴うので、通常、不労所得を作る手段には該当しません。
この部分がわかりづらい人は、以下の動画が参考になります。

(引用:YouTube)
また、月10万円程度の不労所得であれば、投資信託という方法も考えられます。
投資信託とは、一言で言えば「誰かの代わりに、(海外含む複数社への)株式投資をやってもらう」こと。
ファンド、という言い方をすることもあります。
株式投資で不労所得を稼ごうと思っても、正直、銘柄や売り買いのタイミングがわからない人も多いはずです。
しかし投資信託なら、株式投資のプロフェッショナルにそれを代行してもらえます。
これなら株式投資の難しさに苛まれることなく、不労所得を稼ぐことが可能です。
また、基本的にはさまざまな株式を同時に保有するので、株式下落のリスクも避けられます。
株数や銘柄などによっては、安定して月10万円くらいなら稼げるでしょう。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 運用には費用がともなう
- 元本保証は基本的には存在しない
こういった点も意識したうえで、投資信託を利用することが重要です。
主だった方法で言えば上記3つですが、月10万円程度の不労所得を求める場合、以下のような方法も考えられます。
(クリックすると、サービス提供者/省庁の解説ページに移動します)
こういったものであれば、株式や不動産に対する投資とは、また違った形で不労所得の形成が目指せるでしょう。
もちろん複数を組み合わせることで、月10万円というラインを目指す方法もあります。
ネット
月10万円を不労所得として形成するなら、やはりネットでの展開は外せません。
恐らく、ネットを使わずに不労所得を作っている人はほとんどいないはずです。
具体的には、以下のような方法が考えられます。
- アフィリエイト広告で収入を得る
- YouTuberとして活動する(既存動画の再生が不労所得に該当する)
- TwitterやInstagramを運用する
- noteやAmazonKindleで、有料のコンテンツを公開する
- 楽天ROOMなどで商品を紹介し、ロイヤリティを得る
- BASEなどでネットショップを開設するetc…
というように、ネットがあれば月10万円の不労所得を作る方法はいくらでもあります。
公的制度
公的制度も、考え方によっては不労所得だと呼べるかもしれません。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
公的年金
- 児童手当
- 母子加算
- 恩給
- 失業保険
- 傷病手当金etc…
- 将来的には「ベーシックインカム」があるかもしれない
これらで、月10万円の不労所得をずっと保ち続けるのは、現実的ではありません。

不労所得で月10万円得るのは簡単ではない!

不労所得で月10万円稼ぐ方法は、さまざま存在します。
といっても、それは決して簡単なことではありません。
先ほど株式投資で「500万円分の株で配当利回り2%なら、”年”10万円」と解説しましたが、そのあたりで「それで年10万円なら、月10万円ってどれだけ大変なんだ」と思った人もいるでしょう。
その他仮想通貨やFXも同様で、やはり初期費用が必要です。
YouTubeやアフィリエイトにしても、月10万円の不労所得を産むまでは時間がかかります。

不労所得で月10万円を得るなら段階を踏んで行こう

月10万円の不労所得は、「来月からいきなり発生する」というものではありません。
やはり段階的に不労所得を増やし、「気づいたら月10万円に到達している」というのが、現実的なところです。
例えば、とりあえず月1万円なら、随分軽く感じるでしょう。
具体的にどのようにして月10万円の不労所得を形成するか、一例について解説します。
ネット系の仕事で資産を作る
手元の資産がないとすれば、まずはネット系の仕事で資産を作りましょう。
アフィリエイト、YouTube…方法は自分に合ったものでかまいません。
そしてその収益を使わず、置いておきましょう。
ここまでなら、月10万円とは言わなくとも数万円程度の収益が出てくるはずです。
資産を運用に回す
続いて、収益(と本業による貯金)を資産運用します。
資産運用の方法としては、
- 投資信託
- 株式
- つみたてNISA
- REIT
などが挙げられるでしょう。
なるべく元本割れせず、無理なく運用することが重要です。
運用した資産を投資に回す
資産の運用ができれば、いよいよ投資へと移ります。
ただし運用した資産だけでは足りないはずなので、貯金や借入も必要となるでしょう。
具体的には、
- 不動産投資
- (より大規模な)株式投資・投資信託
- FX
- 仮想通貨
などが挙げられます。
ここまでくれば、もちろんリスクもありますが、うまくやれば月10万円の不労所得を稼ぐことは可能です。
いくつかの収入の柱を作っていく
上記に代表されるフローを繰り返し、いくつかの”柱”を作っていきましょう。
一つの不労所得(あるいは所有するビジネス)にこだわる必要はありません。
ここまでくれば、本業に加えてネット系の仕事報酬、そして運用による収益が柱として存在するはずです。
月に1万なら10の柱を作るイメージ
最終的には、「月10万円の不労所得が得られるもの1本」よりも、「月に1万円の不労所得が得られるもの10本」という形にしていきます。
なぜ複数本の柱を作るかというと、リスクが分散されるからです。
たとえば株式に投資していたとして、株価が下落しても、他の収入の柱があれば、そうそう困ることはありません。
一方で株式だけに依存していると、株価と不労所得が悪い意味で連動します。

不労所得詐欺もあるので要注意!月10万どころか負債のリスクがある

不労所得を作る際は、ものすごくストレートですが、詐欺には気をつけてください。
中には、「月10万円の不労所得を、本気で作りたいんだ!」という思いでいるでしょう。
しかし、その気持ちを逆手に取って、詐欺を仕掛けてくる人(団体)もいるのです。
つまり、「簡単に不労所得が作れます」といった形で接近してきます。
手口としては、
- お金を増やして返すと騙る「ポンジスキーム」
- マルチ商法に代表される「マルチレベルマーケティング」
- 稼げる方法やノウハウを高額で販売する「情報商材」や、それに関連するオンラインサロン
- 不動産投資における家賃保証の放棄(かぼちゃの馬車事件)
などが挙げられます。
特に情報商材などの問題は深刻で、消費者庁が注意喚起するほどです。

(引用:消費者庁)

不労所得が月10万あれば確定申告も忘れずに!税金の知識も大事

月10万円の不労所得が発生しているなら、確定申告も必要です。
なぜなら月10万円(年収120万円以上)の不労所得があれば、非課税のラインはとっくに超えているから。
必ず確定申告し、いわゆる税制上のリスクを回避するようにしましょう。
また、以下のような税金に関するきわめて基本的な知識も、知っておく必要があります。
- 雑所得
- 配当や売却に関する税金
- NISAの非課税
- iDecoの控除
それぞれについて、詳しく解説します。
雑所得
雑所得とは、税金における区分のひとつです。
詳しい定義は、金融庁によれば以下のとおり。

(引用:金融庁)
不労所得で月10万円ほど稼いでいるなら、雑所得としてカウントされ、税金も発生するわけです。
具体的には
- YouTubeやアフィリエイトの収益
- noteの売り上げ
などが、雑所得に該当します。
配当や売却に関する税金
株式配当金や資産の売却にあたっては、特別な税金が発生します。
いわゆる「株式等譲渡益課税制度」に基づく税金です。
一部の非課税を除き、株式に関する不労所得には、月10万円レベルなら課税が発生します。
詳しい定義は、国税庁の発表を参考にしてください。

(引用:国税庁)
NISAは非課税、iDeCoには所得控除
月10万円の不労所得があったとしても、つみたてNISAは非課税になります。
つみたてNISAとは、月40万円までの投資に対して、税金が発生しないという投資制度です。
詳しい制度の仕組みについては、やはり金融庁の発表が参考となります。

(引用:金融庁)
iDeco(確定拠出年金)についても、掛け金が全所得控除となります。
さらに利息・運用利潤についても非課税であり、大変扱いやすい運用方法です。
まとめ
冒頭では、月10万円くらいなら、不労所得で稼ぐことは(簡単ではないけれど)可能だと解説しました。
本記事を読んでいる人は、なんとなーく「月10万円くらい稼ぐ方法あるのかな」というテンションだと思います。
しかし、今日から実行に移せば、うまくやれば一年後ぐらいには月10万円の不労所得を作れるでしょう。
月2,3万円でいいなら1,2ヶ月もかからないかもしれません。
ただし不労所得を作るというのは、やはり工夫と一時的な努力が必要です。

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